『さとねり』って知ってる?
2009年 12月 07日
いよいよ本格的な寒さがやってきたのかと、6枚着こんで出勤した‘やま’です
先週の金曜日に風田地区で『さとねり』が行われました。
さとねりとは、日南産黒砂糖づくりのことです
①刈り取られたサトウキビ
(刈り取りには地元小学生や、ボランティアの方も参加します)
②サトウキビ絞り作業(この機械でサトウキビのエキスを絞り取ります)
③絞り取られたサトウキビエキスが流れ出てきます
④3つの釜で煮詰め、通過しながらアクと不純物を取りだします
⑤釜は地中に埋め込まれた状態で、下は大きな窯になってます
(地面が熱くなっているのです)
⑥3番釜(煮詰めていくと、表面にアクと不純物が浮いてきます)
⑦右端の2本の円柱は窯の煙突で、触ると危険!やけどします。
⑧風田製糖組合員、長鶴氏のチェックが入ります
(浮遊物の漂う状態で決まるそうです)
⑨入念なチェックを終えたものは冷やしガメに移して冷やし、練り込まれます。
(棒を回して、練り練り)
⑩あとは型に流して冷やせば出来上がり!
この日は地元の方々が協力し、作業は夜通し続いたようです
黒砂糖がこんな長い時間をかけて、作られているとは知りませんでした。
後継者が減り、伝統的な製法を守るのにみなさん必死で、
作業を行っている方々のふるさとの伝統を大切にする想いを感じ、
とっても温かい気持ちになった‘やま’でした
by fwhk4933 | 2009-12-07 18:03 | イベント