2011年 01月 17日 ( 3 )

 

“し”のひとりごと2


「四半的」漬けの3日間・・・3
3日目(日曜日)

今日は、四半的保存会の「初的」。飫肥公民館で行われる。
飫肥地区20チームの方々、総勢100名以上の方々が集結。

この日はとにかく寒かった。しかし、皆さん昨日の夜も飲んで
いたが、朝からそれぞれのテーブルで焼酎が並んでいた。
カモ鍋や、おでん、その他いろいろ、それぞれのテーブルに
ご馳走があった。
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そして、いよいよ始まった。まずは、ご神拝。四半的保存会では
四半的をする場所にある神様にご神拝をしてからスタート。
今回は、田の上八幡神社に向かって二礼二拍手一礼。
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まずはじめに、5人1チームになっての団体戦。1人が10本づつ
の3回矢を放ち、合計150点で競う。なんと、1回も的を外さず
30中射る方が17人もいた。
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優勝は、またもや下板敷チーム。150本放って外したのは3本のみ
の147点。さずがである、西衛会長。
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その後、満点というか30本を通して射ぬいた17人で個人戦。
この時は、射ぬき的と呼ばれるダーツに似た的で、中心に行くほど
点数が高い方式。
四半的保存会のルールで、放った矢は抜かないのがルールであるため、
くじ引きで一番先に矢を放つ方は有利で、後ろの方になると矢が刺さった
状態なので、的が見えづらく、また、矢にはじかれることもあるので、
非常に難しくなる。
なんと、今回の優勝は女性の方であった。見事でる。
こうして、和気あいあいの中で大会は終了した。

それにしても、公民館は非常に寒かった。今回、取材にご協力いただいた
保存会の皆様ありがとうございました。

ちなみに、今回東京から来られたカメラマン。近々、子供が生まれる。
日南海岸の美しさに魅せられて、子供の名前は「日南(ひな)」と
名づけるそうだ。ありがたい。

非常に濃い3日間。四半的の事はよ~く分かった。このように、色々な
所からの色々な取材に対応すると、改めて知ることができる。
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今回の取材の結果は今年中には、雑誌に掲載される予定である。
詳しいことが分かったらまたご紹介します。
とりあえず、空の上の雑誌に注目ください。
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by fwhk4933 | 2011-01-17 10:44 | “し”のひとりごと  

“し”のひとりごと2


「四半的」漬けの3日間・・2
2日目(土曜日)

この日の取材は、午前中に中島会長の道場
(中島会長は、剣道の師範で振徳館道場の館主
で多くの方々に剣道を教えている)で、中学生や
小学生が四半的をする姿を撮影。子供たちも慣れた
もので、非常にうまかった。
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その後、カメラマンと私も勝負。両方ともに的はずれ
であったが、若干私の方が近かった。

その後、日南市の学芸員の長友さんに歴史的な事を
取材し、飫肥の町並みをいくつか撮影。やはり、プロの
カメラマンらしく、色々なアングルで撮影しまた、太陽の
光具合を気にしながらの撮影。非常に勉強になった。

そして、夜は各地区の練習風景を撮影。飫肥の各地区の公民館
では、保存会のメンバーが毎週焼酎を飲みながら練習している。
中島会長が「車で来ないで、タクシーで来いよ」だって。
カメラマンと2人、目を見合わせ「ギク!やばい。・・・そしてあきらめ」

一旦、戻って夜6時、ホテルのロビーで待ち合わせ。
そして、飫肥の鳥居下公民館へタクシーでGO。
「何も食べていない2人。まさか、みんな晩ご飯を食べて
来ることはないやろね~」と思いながら。
「こんばんわ、お世話になります」と入ると、目の前では地区の
方々が飲み始めていた。
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テーブルを見ると、焼酎と一袋のスナック
菓子しかない。「あちゃ~。なんか食べてくればいかった」と
またまた、カメラマンと見つめあう。

早速、つがれるままに、ビールに焼酎をグイグイ。やべ~
じゃじゃ~ん。奥から猪汁が登場。(良かった)
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2人とも2杯をおかわりして、空腹を満たした。飲んで、
交代で四半的をする。
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1時間ほど、取材をすると、中島
会長が「次行くど」と言うので、タクシーを呼ぶ。

向かった先は、下板敷の仮屋地区の公民館ではなく、廃屋に
なった一軒家を自分たちで改造した建物。玄関には、
「いらっしゃいませ」と「四半的道場」の看板。そう、ここは、
下板敷チームの飲み方兼練習場である。
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中に入ると、原の迫チームも合流していて、10人以上の方々
が赤い顔をして迎えてくれた。とりわけ、下板敷の西衛会長は
声も大きく既に、私のハイテンションの時と同しぐらいの状態。
またまた、駆けつけ三杯。
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西衛会長「ここに来たら、まずは
飲んで食べて、騒いで四半的。これが、ここのルールやかい」
ということで、刺身や鍋や煮物も用意されていたので、バクバク
飲んで、食べて、ご承知のとおり、その内に私も西衛会長に
近づく勢いでしゃべる。それをカメラマンが撮影する。
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しかしながら、恐るべしはこの方々。だいぶ酔っぱらっている
はずであるが、四半的はバッチリ射ぬく。何をかくそう、この
下板敷チームはここ数年の四半的の大会は優勝、優勝である。
「飲むと、緊張感がほぐれ矢の揺れも止まる」とは聞いていたが、
どんだけか!と思いたくなるほど飲んでいるが、見ごとである。
この宴会?練習が11時近くまで続くのである。

その後、また、鳥居下公民館に行ってまた飲む。ようやく、中島
会長が「明日もあるので」と腰を上げたので、ホットする。

当然ながらの展開で、このあとは、中島会長の自宅の台所に
陣取ってまた、飲み始める。夜も遅いのに上品な奥様、ムツ
さんが快く対応してくる。2人の出会いから、政治、日南市
の事など、色々な話を聞かせてもらった。
「奥様、おでんご馳走さまでした」(無理やりピースさせてごめんなさい)
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夜も遅いので、ようやく会長宅をでて油津へ。非常に寒い夜だった
ので、事務所に泊まるのはやばい。身の危険を感じた私は、カメラマン
に油津の街を紹介し、一緒のホテルにチェックイン。
S山支配人。「格安料金で泊めていただいてありがとうございました」
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by fwhk4933 | 2011-01-17 10:37 | “し”のひとりごと  

“し”のひとりごと2


「四半的」漬けの3日間

日南市の伝統文化の一つでもある、「四半的」
の特集をしたいというある雑誌からの依頼を
受けて、金曜日から日曜日の3日間をアテンド。
東京から来たカメラマン兼ライターと非常に
濃い3日間。

1日目(金曜日)

四半的保存会(中島俊一会長)の全面協力を
取り付け、取材スタート。

ちなみに、四半的保存会は日南の伝統文化
の四半的をスポーツではなく、娯楽として位置づけ
ており、焼酎を飲みながら四半的を楽しむ。
「段位なし、称号なし、和を以て貴しとなす」
これが、基本理念で大会等を開いたときに渡す
優勝旗にもこの言葉が書かれている。

まずは、中島会長の自宅の射場の撮影。飫肥地区の
四半的をされる方々は、自宅練習用にもっている。
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中島会長、御年83歳。非常に元気である。実に
いい笑顔の持ち主である。

次に、副会長の小松兼平さんの自宅を訪問。
御年85歳である。
「四半的は、矢を放ちそれを取ってきて座って(スクワット?)
、胸を張って息を止めて射る。これが健康にいいとよ」
また、昔話をされて「俺は若いころはモテたとよ。それを、
俊ちゃん(中島会長)がやっかむとよ」とまで話をしてくれた。
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次に取材に行ったところは、四半的の修理をされる
佐藤さんのお宅。8年前に亡くなられたご主人が四代
続く四半的矢作(しはんまとやはぎ)。その後奥様の
フジミさんが修理だけを引き継いでやっている。
なんと、御年85歳。
寒い中、背筋をピンと伸ばし笑顔で応対してくれた。
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次に、飫肥にある松の露酒造へ。こちらは、「四半的」
という焼酎を製作。この商品は、ほとんど、PRして
いないため、市民をはじめ多くの方々はその存在を
知らない方がほとんどである。、四半的の大会には、
商品の提供をしたり、色々な協賛をしている。四半的
保存会の役員の方々は、それを恩義に感じ、松の露以
外の焼酎は飲まないという方も多い。
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これで、一日目を取材は終了。
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by fwhk4933 | 2011-01-17 10:25 | “し”のひとりごと